ボーダフォンは5月18日、1台でボーダフォン3Gと無線LANに対応するビジネス向け携帯電話2モデルを開発し、2006年秋以降に市場投入すると発表した。
今回発表されたビジネス向け携帯電話はいずれもノキア製で、欧州およびアジアで販売中の企業向けモデル「Nokia E60」「Nokia E61」をベースとしたもの。無線LANに対応しており、オフィスでは企業内無線LANによるVoIP電話として、外出時にはボーダフォン3G携帯電話として利用が可能だ。
ストレートタイプのボディーにSymbian OS 9.1(S60 v3.0)を搭載、無線LANはIEEE802.11g(IEEE802.11b互換)対応、カメラについては非搭載となる。
同社では、従来の「ボーダフォン・モバイル・オフィス」に加えて企業内無線LAN対応のボーダフォン3G携帯電話を投入することで、すでに構築された内線システムとのインテグレーションなどが可能になるという。また、システムインテグレーターをはじめとするビジネスパートナーと積極的に協業、ユーザーの利用方法に応じた最適なモバイルセントレックス・ソリューションを選べる環境の提供を目指していく予定だ。
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