ソニーは4月12日、パーソナルコンピュータ「VAIO」の夏モデルとしてデスクトップ型3シリーズ、ノート型6シリーズの計9シリーズ41機種を、本日より順次発売すると発表した。
デスクトップ型で最も注目なのが、今回より追加された新シリーズ「VAIO type L」だ。本体の基板を一枚のボードに搭載することで、「ボードPC」ともいえる極薄のディスプレイ一体型に仕上がっている。画面サイズは2タイプが用意されており、19型ワイド液晶モデルはワイヤレスキーボード&マウスが付属。15.4型ワイド液晶モデルには開閉式のタッチパッド付きキーボードや内蔵バッテリーを採用し、家の中でも気軽に持ち運べる設計になっている。ラインアップはVAIOオーナーメードモデル2機種を含む全7機種で、市場推定価格は16万円程度だ。
そのほか、スタンダードデスクトップ「VAIO type H」はVAIOオーナーメードモデル2機種を含む全7機種で、市場推定価格は16万円程度。画質を追及したディスプレイ一体型の「VAIO type V」は全3機種で、市場推定価格は22万円程度となっている。
ノート型で15.4型ワイド液晶を搭載しているのがホームノート「VAIO type F」と、テレビ機能を充実させた「VAIO type F TV」の2シリーズ。どちらも高色純度約72%の「クリアブラック液晶(ピュアカラー)」や高音質サウンドエンジン「Sound Realilty」を採用しているほか、VAIOオーナーメードモデルでは「インテル Core Duoプロセッサ」を選ぶこともできる。そのほか、14.1型液晶を備えた「VAIO type F light」は店頭販売モデルで4色、VAIOオーナーメードモデルでは5色の中からボディーカラーを選べるのが特徴だ。市場推定価格はtype Fが14万5000円程度、type F TVが20万円程度、type F lightが12万5000円程度となっている。
モバイルノートとしては、13.3型ワイド液晶搭載の薄型・軽量モデル「type S」をラインアップ。店頭販売モデル2機種のほか、VAIOオーナーメードモデルが2機種、さらにはプレミアムバージョンの2機種が用意されている。プレミアムバージョンでは白色LED採用の液晶や、ボディー天面にカーボン素材を選択することも可能だ。市場推定価格は21万円程度となっている。
なお、店頭販売モデルの発売日はデスクトップ型が3シリーズともに4月22日を予定。ノート型はtype Fが4月27日、type F TVの「VGN-FT31B」およびtype F lightが4月22日、type F TVの「VGN-FT51B」およびtype Sが5月13日を予定している。VAIOオーナーメードモデルについてはtype Fのみ4月13日からで、それ以外は4月12日より受注を開始している。
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