アップル、Intel Macで使えるユニバーサルアプリ「Apple Remote Desktop 3」

岩本有平(編集部)2006年04月11日 23時00分

 アップルコンピュータは4月11日、デスクトップマネジメントソフトの「Apple Remote Desktop 3」を発表した。価格は、10システムまでの管理ができる「10マネージドシステム版」が税込3万4000円、管理できるシステムの数が無制限の「Unlimitedマネージドシステム版」が税込で5万7000円となっている。

 Apple Remote Desktop 3は、Intelチップ搭載Macでの利用に最適化されたユニバーサルアプリケーション。ソフトウェアの配布や資産管理、遠隔支援のための新機能を前バージョンから50以上追加した。

 Spotlight検索やシステム管理作業を自動化する30以上のAutomatorアクションや、リモートシステムの状態を監視ができるDashboardウィジェットをはじめ、以下のような機能を備える。

  • 複数のシステム全体の状態を確認できる「システムステータス」
  • 前バージョンに比べて11倍の速度でファイルコピーが可能な「パワーコピー」
  • ローカルコンピュータとリモートコンピュータ間で、ファイルやフォルダのドラッグ&ドロップができる「リモートドラッグ&ドロップ」
  • ローカルコンピュータとリモートコンピュータ間で文字や画像を移動できる「リモートコピー&ペースト」
  • 反復作業を簡単に保存・再現するのに役立つ「タスク履歴」と「タスクテンプレート」
  • 遠隔制御されているマシンのデスクトップを隠す「カーテンモード」
  • ソフトウェアの使用を記録することで不正使用を監視する「アプリケーション使用状況レポート」と「ユーザ履歴レポート」
  • 設定に従ってシステムを動的に管理する「スマートコンピュータリスト」
  • Apple Remote Desktop 3とクライアント間で安全に通信を行なうための「AES128ビット暗号化」

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