Apple Computerは米国時間21日に、同社が来週「面白い新製品("fun, new products")」の発表を計画していることを認めたが、しかし具体的に何を発表するかは明らかにしなかった。
同社が報道関係者に送った電子メールには、もっと詳しいことを知りたい方は28日にカリフォルニア州クパチーノにあるアップルの本社まで来るようにと書かれているだけだ。
「Appleからいくつか面白い新製品が出ますので、どうぞお越し下さい」と同社の招待状には書かれている。
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同社は過去にもこうした招待状を送付したことがあったが、それらには、どんな製品が発表されるのかを示唆する手がかりがあった。ところが、今回のメールには28日の日付を記したカレンダーの画像と本社の地図が含まれているだけだ。
Appleは1月の「Macworld Expo」で、同社初のIntelプロセッサ搭載Mac--新しいiMacとMacBook Proを発表した。また同社は「iLife」と「iWork」のアップデート版もそれぞれ発表していたが、しかし現在同社の売上の半分以上を占めている音楽関連ビジネスの製品やサービスについてはほとんど発表がなかった。
市場調査会社Current AnalysisアナリストのSam Bhavnaniは、Appleが17インチモニター搭載のMacBook Proに加え、デザインを一新した「iBook」(13インチのワイド画面を搭載)を発表するのではないかと考えていると述べた。
「iBookの発表があると予想する理由は、いま発表しておけば新学期に間に合うように十分な台数を出荷できるというものだ」とBhavnaniは電子メールでの取材に対してそう説明した。「Appleが予定を前倒ししてIntelチップ搭載製品を出荷し始めたという事実が意味するのは、同社がWindowsからスイッチするユーザーの獲得に真剣であり、またそのためには2000ドルよりもかなり安い価格のシステムを用意することが鍵になる、ということだ」(Bhavnani)
同氏によると、新しいiBookは、IntelのCore Duoプロセッサが搭載され、999ドルという価格で、新学期に間に合うようなタイミングで登場するのが理想だという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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