英Financial Times(FT)紙が報じたところによると、ソニーの次世代ゲーム機「PlayStation 3(PS3)」の主要市場への出荷が遅れる可能性があり、また初期の製造コストは1台あたり900ドルになりそうだという。
ソニーは以前、PS3を日本で2006年春に発売すると示唆していた。また北米での発売時期については11月になるとする見方が業界では多かったと、FTは報じている。
だが、同紙はメリルリンチ日本証券アナリスト栗山史氏のコメントを引用し、PS3の発売に6〜12カ月の遅れが生じる可能性があり、その結果日本での発売は2006年秋に、また北米での発売は2006年末、あるいは2007年初めになりそうだと述べている。
また、Merrill Lynchサンフランシスコの複数のアナリストらは、PS3の製造コストの推定を発表したが、それによると初期のコストは1台あたり900ドルで、これが発売後3年で320ドルまで低下する可能性があるとFTは述べている。
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