ドコモ、国際ローミング対応のノキア製端末「FOMA NM850iG」を発表

永井美智子(編集部)2006年02月15日 17時21分

 NTTドコモは2月15日、日本国内と海外の両方で利用できるノキア製端末「FOMA NM850iG」を2月24日に発売すると発表した。価格はオープンだが、市場想定価格は1万円台半ばという。

 ドコモの国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応し、海外で音声通話やiモード、ショートメッセージサービス(SMS)、テレビ電話が利用できる。これまでWORLD WINGに対応するのはNEC製の「N900iG」とモトローラ製の「M1000」のみだった。

「FOMA NM850iG」

 Bluetooth機能を備え、Bluetooth対応PCと無線でスケジュールの同期などができる。海外での利用を想定し、単位変換機能を持った電卓が搭載されている。このため、ドルから日本円への変換などが簡単にできる。また、世界各地の都市の時間があらかじめ設定されており、最大15都市まで同時に表示可能だ。

 このほかの主な仕様は以下の通り。

  • 寸法:高さ110mm×幅60mm×厚さ21mm
  • 重さ:約129g
  • 連続待受時間:FOMAの静止時で約290時間、移動時で約160時間。GSMの静止時の場合は約260時間
  • 連続通話時間:FOMAの場合は約170分、GSMの場合は約360分
  • 連続テレビ電話時間:約100分
  • メインディスプレイ:約2.1インチ
  • 外部メモリ:RS-MMCメモリカード(32Mバイトの専用カードを同梱)
  • カメラの有効画素数:123万画素
  • 色 パールホワイトのみ

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