Sony Ericssonは、メッセージ機能に重点を置いた最新の携帯端末を公開した。
「M600」は、Symbian OSベースのSony Ericsson製デバイスとしては最新の機種であり、メールを多用するユーザーをターゲットにしている。同デバイスは、Microsoftの「ActiveSync」やResearch In Motionの「BlackBerry Connect」、そしてIntellisyncやSevenなど、多数のサービスをサポートしている。
M600は、Microsoftの「Excel」「PowerPoint」「Word」などの機能限定版に加え、セキュリティソフトウェアも搭載している。
M600はさらに、コストに敏感なITマネジャーにアピールできるよう、BlackBerryと同様にカメラを搭載していない。また、Wi-Fi機能も搭載していない。
Sony Ericssonは、モバイル電子メールの流行に便乗しながらも、厚さわずか15ミリで、色が黒か白というM600の外観により、デザインにうるさい層にも訴えたい考えだ。
同社広報担当者によると、M600は、マルチタスクOSなどスマートフォンの特長をすべて備えるが、メッセージングデバイスとして売り込んでいくという。
Sony Ericssonではさらに、既に発表済みながらも未発売であったスマートフォン「P990」についても、新機能を発表した。プッシュ型メールのサポート、WLAN、名刺読み取り機能などが追加されるという。
M600とP990は、いずれも2006年第2四半期に発売される。
写真提供:Sony Ericsson
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」