PFUは2月2日、コンパクト両面カラースキャナ「ScanSnap」の新モデル「S500」を発表した。発売は2月10日から。
S500は従来製品で分離式だったスタッカーをボディに一体化し、扱いやすさを向上させた。読み取り速度は毎分18枚(36ページ)で、従来機と比較して20%向上している。また、異なるサイズの原稿を一度に読み取れる「自動サイズ検出機能」が追加された。
ScanSnapの新モデル「S500」 |
OCR処理は富士通と富士通研究所が開発したカラー文書認識技術を搭載し、カラー文書中の文字認識率を約20%向上させた。付属のPDF整理・閲覧ソフトウェア「ScanSnap Organizer」は、OCRの認識結果を検索可能なPDFファイルに自動変換する機能をもつ。また、PDFへの変換はパソコンの空き状態を監視しながら実行するため、パソコンの負荷を軽減しての作業ができる。
価格はオープン価格だが、同社の直販価格は4万9800円。同社では今後1年間で24万台の販売を予定しているという。
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