KDDIは1月19日、4GバイトHDD内蔵端末を含むCDMA 1x WINの春モデル7機種を発表した。1月下旬より順次発売する。
新端末は4GバイトHDD内蔵の東芝製端末「MUSIC-HDD」、携帯電話向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応した日立製作所製「W41H」、「INFOBAR」を手がけた深澤直人氏がデザインしたau design project第5弾端末「neon」など7機種。うち3機種がEZ FeliCaに対応する。
東芝製の「MUSIC-HDD」 |
MUSIC-HDDは東芝製の0.85インチHDDを世界で初めて搭載した端末。約2000曲の楽曲が保存できるほか、最大512MバイトまでPCの外部ストレージとして利用できる。2月上旬発売予定で、市場想定価格は2万円台前半という。
W41Hはauとして2台目のワンセグ対応端末。2.7インチのワイドQVGA液晶を搭載し、音声を消してもテレビ視聴が楽しめるよう字幕表示に対応する。電話がかかってきた場合には番組を最大2分間一時保存する「タイムシフト再生」も利用可能だ。ただし、地上アナログ放送の受信はできない。EZ FeliCaにも対応するが、モバイルSuicaが利用できるかという点については「現在JR東日本と検証中」(KDDI)とした。2月上旬発売予定で、市場想定価格はこちらも2万円台前半だ。
このほか、フラットな端末の表面に赤色LEDの文字が浮かび上がるneon(関連記事)、EZ FeliCaに対応した2.6インチワイドQVGA液晶搭載のカシオ計算機製「W41CA」、auで初めて手ぶれ補正機能を搭載し、充電台にはウーファーを内蔵してスピーカーとして利用できる京セラ製「W41K」、EZ FeliCa対応でマイク付きミュージックコントローラーを同梱したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W41S」、ステレオマイクを内蔵し、ICレコーダー機能を備えた三洋電機製の「W41SA」がある。
これらの端末の発売に合わせて、着うたフルのPC保存が可能になる音楽配信サービスや、対応機種同士で音楽のプレイリストを交換できるサービスも開始する。これらのサービスの詳細については別途紹介する(関連記事)。また、端末の詳細についても別途紹介する(フォトレポート)
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