東芝はHD DVDプレイヤーを3月に米国で発売する。価格は499.99ドルから。米国ラスベガスで1月5日から開催されるデジタル家電の展示会「2006 International CES」で披露する。
最上級モデルの「HD-XA1」と普及モデルの「HD-A1」の2機種を用意した。いずれもDVD/CDの再生も可能だ。ビデオフォーマットはMPEG-4/VC-1/MPEG2に対応する。ビデオデコーダーチップはBroadcom製を採用した。
HD-XA1はEthernetポートを備え、インターネット接続が可能だ。また、前面にUSBポートを2基搭載している。HDMI出力が可能で、ハイディフィニッション(高品位)の映像を画質を劣化させることなくテレビに映し出せる。
価格はHD-XA1が799.99ドル、HD-A1が499.99ドルとなる。
日本での発売計画については、「3月にHD DVDプレイヤーを発売する予定」(東芝 デジタルメディアネットワーク社 社長の藤井美英氏)としたものの、価格帯については「検討中」とした。また、「ワールドカップが始まる前までにはHD DVDレコーダーも市場に出したい」(藤井氏)との計画も明らかにした。
東芝はCESにおいて、HD DVDドライブを搭載したノートPC「Qosmio」も披露する。HD DVDの再生のほか、DVD/CDの読み込み・書き出しができるほか、テレビチューナーも搭載する。OSにはWindows Media Centerを採用するという。
HD DVDドライブ搭載のQosmioも3月に発売する予定。価格については「現行のQosmioシリーズよりやや高い程度」と藤井氏は話しており、30万円前後になるものとみられる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」