シャープは7月20日、高速データ転送を実現した第3世代携帯電話向けの複合メモリ「LRS1887」を開発、量産を開始すると発表した。
「LRS1887」は、フラッシュメモリとSCRAM搭載の大容量512Mビット複合メモリだ。アクセス対象の指定を行うアドレスバスと、データ転送を行うデータバスを多重化したADバスを採用したことで、同社従来製品の3倍以上の高速データ転送となる320Mbpsの高速化を実現した。外部接続の端子数は増やすことなく、バス幅は32ビットとしている。
サンプル価格は税込みで6300円。量産出荷は7月から開始し、月産10万個を予定している。
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