日本ビクターは、世界で初めて記録メディアに内蔵型ハードディスクを採用したビデオカメラを発売する。“ハードディスクムービー Everio(エブリオ)”「GZ-MG70/50/40」の3機種で、価格はオープン。
大容量(30GB/20GB)の1.8インチハードディスクを内蔵。DVDと同等の高画質で約7時間10分、最大で約37時間30分もの長時間撮影を実現した。メディア交換が不要でランダムアクセス性に優れている。
独自の高画質エンジン「メガブリッド」、メガピクセル静止画撮影機能、2.5型クリアブライト液晶などを搭載しながらも、本体質量約320g(MG50/40)の軽量ボディを実現。撮影したデータはUSB2.0でパソコンに接続し高速転送できる。例えば、60分間の撮影データは約10分で転送可能。
このほかハードディスクを衝撃から守るため、(1)ハードディスクの周囲にゲル状の衝撃吸収素材製クッションを配置し、振動や衝撃を緩和させる「フローティングダンパー機構」、(3)落下時、内蔵センサーが重力加速度を感知し、落下状態を検出、電源を強制的にオフさせてハードディスクを守る「3次元加速度センサー」――などのプロテクション機能を備えた。
発売時期と実勢価格は、(1)30GB HDD、212万画素CCD搭載の「GZ-MG70」が9月上旬で15万円前後、(2)30GB HDD、133万画素CCDの「GZ-MG50」が8月上旬で13万円前後、(3)20GB、133万画素の「GZ-MG40」も8月上旬で11万円前後の見込み。また「GZ-MG40」は、カラーバリエーションとしてミスティブルー/パウダーピンク/プレミアムシルバーの3色を用意する。
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