クイックサン(安達寛高社長)は、携帯電話をパソコン用のキーボード・マウスとして使用できる専用ソフトを開発した。パソコンに専用の受光器をUSB接続し、赤外線通信機能付き携帯電話に専用ソフトをダウンロードすることで、携帯電話でパソコンを遠隔操作できる。
具体的な機能は、(1)赤外線を利用して接続、(2)携帯電話に専用アプリケーションをインストールし、専用受光器をパソコンヘ接続することで使用可能、(3)携帯アプリ十赤外線送信機能が搭載された携帯電話に対応、(4)受光器は、Windows ME/2000/XP、Linuxなどをサポート、(5)QRコードやメモしたURLをパソコンに送信可能、(6)AV機器(テレビ・ビデオなど)も携帯アプリ上から操作できる――など。
これによって、携帯電話対応パソコンとしての付加価値の提供や、パソコンからキーボードとマウスを撤去して使うことも可能になる。また、既存の雑誌広告や電車広告も、携帯電話内だけのサイトに誘導するのではなく、パソコンサイトに個人ユーザーを誘導することもできる。
同社は文字入力手段の変化にいち早く目をつけ、携帯電話をパソコンのキーボード・マウスとして使用可能なシステムを開発し、特許を申請。携帯電話をただパソコン用のリモコンとして動作させるのではなく、通信機能やカメラ機能などの機能を活用することとした。
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