香港のデジタル機器メーカーAVC Technology Limitedは、日本法人「AVC Technology Japan」を設立し、国内デジタルオーディオプレイヤー市場に本格参入すると発表した。
AVC Technologyは、アジアを中心にヨーロッパ、アメリカなどで「SiGN(サイン)」ブランドとしてデジタルオーディオプレーヤーを展開しており、年間300万台を出荷する大手メーカーのひとつだ。日本国内では、これまでリオ・ジャパンが総代理店として販売展開を行ってきた。
日本法人の設立に伴い、新たに「SIGNEO(シグネオ)」ブランドとして販売展開していく。まずは日本でも販売実績があるメモリタイプのオーディオプレイヤー8製品を投入し、年末をめどにHDDタイプのプレイヤー1〜2機種を販売するとしている。
日本法人の取締役・COOには、元リオ・ジャパンの矢野間 也寸志氏が就任。設立にあたっては、日本でブランドを育て上げたメンバーを招致し、少数精鋭で進める方針という。「日本で商品企画をし、香港や韓国で開発、中国で生産を行うなど、コスト管理を徹底することで、高いデザイン性や機能を持ちながら、日本のメーカーよりも3割程度安い価格設定をしている」(取締役・COO 矢野間 也寸志氏)とアピールした。
初年度の売り上げ目標は20億円(10カ月)。販売台数は2万台/月、国内シェア10%以上を見込むとしている。
今回発表した製品は下記のとおり。
【SIGNEOラインアップ】
・「SN-F100」7月販売予定
(直販価格8,980円〜 256MB / 512MB / 1GB )
ボイスレコーダー・FMチューナー付きのエントリーモデル
・「SN-F110」7月販売予定
(直販価格8,980円〜 256MB / 512MB / 1GB )
パステルブルーやピンクなど柔らかなカラーラインアップ
・「SN-A200」7月販売予定
(直販価格11,800円〜 256MB / 512MB )
ハーフミラーディスプレイのプレイヤー
・「SN-A300」7月販売予定
(直販価格14,800円〜 256MB / 512MB )
デザイン賞も受賞したハーフミラーとアルミボディのプレイヤー
・「SN-A400」7月販売予定
(直販価格13,800円〜 256MB / 512MB )
FMチューナー、高輝度の有機ELディスプレイ搭載モデル
・「SN-M500」7月販売予定
(直販価格14,800円〜 256MB / 512MB /1GB )
刀をイメージしたというシャープなデザイン
・「SN-M600」7月販売予定
(直販価格16,800円〜 256MB / 512MB /1GB /2GB )
コンパクトながら高音質スピーカーを内蔵したモデル
・「SN-M700」9月販売予定
(直販価格 未定 512MB /1GB /2GB )
TFTカラー液晶でMPEG4形式のムービーも楽しめる
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