デスクトップ用デュアルコアプロセッサの投入で、Intelに先を越されたAdvanced Micro Devices(AMD)だが、ベンチマークのスコアでは同社のプロセッサのほうが優位に立ったと、こららのチップをテストした複数のウェブサイトが伝えている。
ハードウェアのベンチマークテストを行う2つのウェブサイト「Anandtech」と「Tom's Hardware」が、それぞれのベンチマークの結果を発表した。それによると、テストの種類によって異なる結果が出たものの、AMDの「Athlon 64 X2」がIntelの「Pentium D」および「Pentium 4 Extreme Edition」を総じて上回る結果になったという。
Anandtechが実施したテストのうち、Adobe PhotoshopやDivXなど単一のアプリケーションを動かすテストでは、ほとんどの場合、デュアルコアAthlonの最上位モデル「4800+」がIntelチップよりも高い性能を発揮。さらに他のデュアルコアAthlonが、Intelチップを上回ることも多かったという。
しかし、マルチタスク時の性能をみるテストでは、Intelチップに軍配が上がった。ゲームを含むマルチタスク処理のテストではAMDチップのほうが上だったが、ウェブサイトの閲覧やDVDの書き込みを含むテストではIntelチップが上だった。
Tom's Hardwareでも同様の結果を発表している。ただし、デュアルコアのAthlonは消費電力も低いことから、同サイトはAMDチップに高めの評価を与えている。
「シングルコアプロセッサでどれを推奨するかとなると、利用するアプリケーションによって答えは大きく変わってくる。だが、デュアルコアでは、Intelを支持する理由はあまりない。Athlon 64 X2を選ぶべきだ」と同サイトのレビュー担当者はまとめている。
だが、この2つのサイトは消費者の期待にも釘をさしている。デュアルコアAthlonの価格は537〜1001ドルで、市場にあるほとんどのデスクトップ向けチップの価格を大幅に上回る。一方、Intelのデュアルコアチップは241〜530ドルの価格帯に収まっており、例外的に999ドルのモデルが1つあるだけだ。また、これらのチップは供給が限られていることから、今年後半になるまでこれらのチップを搭載するPCはあまり出回りそうにない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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