DVD6Cライセンスグループ(以下、DVD6C)の代表幹事企業である東芝は4月15日、DVD6Cに三洋電機とシャープの2社が加わると発表した。
DVD6Cとは、DVDの技術およびフォーマットの主要開発会社7社で構成されたライセンスの付与団体だ。DVD-Video Player、DVD Recorder、DVD Drive、DVD-Video Disc、DVD Recordable Disc等に関するDVD規格必須特許を1999年6月から、DVD-Audio、DVD-R/RW/RAM等に関するDVD規格必須特許は2003年9月から、対象特許の使用を希望する全世界の第三者に対して一括ライセンスを付与している。2005年3月からは14項目に分類したカテゴリーライセンスを開始し、第三者が必要なカテゴリーに限定してライセンスを受けられるようになっている。
今回発表された決定により、DVD6Cの構成企業は日立製作所、IBM、松下電器産業、三菱電機、東芝、日本ビクター、Warner Home Videoに、三洋電機とシャープを加えた合計9社へと増加した。これにより、第三者は従来以上に広範な領域でDVD規格必須特許を取得することが可能となる。
なお、ロイヤルティについては据え置きになるという。
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