ボーダフォン、本体を振って操作する端末「V603SH」を発表

永井美智子(CNET Japan編集部)2005年01月31日 17時24分

 ボーダフォンは1月31日、携帯電話本体を傾けたり振ったりすることでメニュー操作が可能な端末「V603SH」を発表した。2月中旬以降に販売する計画だ。

 V603SHは本体の傾きや動きを感知するモーションコントロールセンサーを搭載する。このセンサーは愛知製鋼とボーダフォンが共同開発した1チップの姿勢制御センサー。本体を上下左右に傾けることでメニュー操作ができるほか、あらかじめ登録した動きで特定の機能を呼び出せるショートカット機能も備える。

V603SH

 このセンサーを活用したアプリケーションとして、本体の傾き度合いで銃口の位置を変えられるガンシューティングゲームと、本体をゴルフクラブに見立ててスイングすることでボールを飛ばせるゴルフゲームの体験版を端末に搭載する。

 大きさは50mm×99mm×25mm、重さは142g。有効画素数202万画素、光学2倍ズームのCCDカメラを搭載する。また、地上アナログテレビチューナーを搭載し、テレビやFMラジオの視聴も可能だ。価格はオープン。

 モーションセンサーを搭載した端末は、Samsungが韓国で発売する計画だ(関連記事)。ただし、発売時期や価格については明らかにしていない。

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