Apple Computerが、Mac miniの性能を引き上げるオプション類の価格をひそかに引き下げた。
Appleが先ごろ発表したMac miniは、これまでで最も低価格のMacだ。しかし、Appleのオンラインストアを訪れた顧客からは、メモリとワイヤレス機能を追加すると499ドルの価格が一気に数百ドルもはね上がるとの指摘が出ていた。
ところが米国時間25日時点では、多くのBTO(build-to-order)オプションの価格がわずかに安くなっている。当初、この小型デスクトップに1Gバイトのメモリを搭載するには、本体とほぼ同じ475ドルが必要だった。だが、現在はこれが325ドルとなっている。Appleはまた、BluetoothとAirMac Extremeの追加料金も30ドル引き下げて99ドルとし、ハードディスクを80Gバイトにアップグレードする料金も50ドルに下げた。
Appleはこの件に関してコメントしていない。
先週土曜日(22日)に発売になったMac miniには大きな関心が集まっている。Appleのオンラインストアに発注した場合、納期はすでに数週間になっている。
Mac miniは、全般的に割高なMacの価格に二の足を踏んでいたWindowsユーザーにとって理想的なMacとして位置づけられているが、ほかにもさまざまな利用方法が考えられている。
ミシガン州アンアーバーの不動産会社に勤務するJustin Hyattは、「これまではちょっとアップグレードするだけでMac miniが低価格ではなくなっていたので、このような措置はAppleにとって賢明だと思う」と語った。
Hyattは、この変更のほかにも、Appleがminiに搭載できる記録型DVDドライブを高速なタイプに入れ替えたことも評価した。
「Mac miniをぜひ購入したいと思っており、近いうちにそうするつもりだ」(Hyatt)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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