セイコーエプソンは8月18日、自律飛行が可能な小型飛行ロボット「μFR-II」の飛行実験を報道陣に公開した。飛行ロボットとしては「世界最軽量」(同社)というこのロボットは、電池も含めた重さが12.3g。8月27日から東京国際フォーラムで開催される「未来創造フェスタ〜先端技術フェア〜」で一般に公開される。
μFR-IIの離陸シーン
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μFR-IIの着陸シーン
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μFR-IIが動く様子(動画):制御サーバを通じて手動で操作する。自律飛行もできるとのことだが、実験当日はPCの故障もありうまくいかなかった
μFR-II:飛行可能時間は約3分。CMOSカメラを搭載し、撮影した画像をモニターに転送することも可能だ
重さは本体のみで8.6g、電池を含めると12.3g。大きさは直径13.6cm、高さ8.5cm。手のひらに載るほどで、人の顔よりも小さい
飛行経路シナリオのPC画面:3Dで飛行経路などを設定できる。実際の飛行経路を確認することも可能という
回路部品:CMOSカメラ、ジャイロセンサ、CPUなどを搭載。全体の部品点数は563個にのぼるという
μFR-IIの近未来イメージ図(1):目的地付近まで母船に乗って移動する。母船についたカメラでμFR-IIの位置を把握し、無線を介して制御する
μFR-IIの近未来イメージ図(2):人間が行けないような場所に送り込み、複数で作業することで効率化を図る