ブラウザソフトウェアOperaデスクトップ版の日本での配布・販売を予定しているライブドアは6月8日、15日からダウンロード提供を開始する予定だった「Opera7.5 for Windows」「Opera 7.5 for Mac OS X」の発売を延期すると発表した。
Opera7.5では、ドメインを詐称できる脆弱性がショートカットアイコン機能の実装に確認されている。この脆弱性はフィッシング詐欺に利用されるおそれがある。Opera SoftwareはOpera7.51でこの脆弱性に対応しているが、「Opera7.51を日本語化する際に問題が発見されたため、現在その問題に対処したOpera7.52の開発を進めている」(ライブドア)という。新たに日本語版で公開されるのはOpera7.52となる。
また、デスクトップ版Operaの日本での販売については、従来販売・サポートを行っていたトランスウエアとの間で販売権やサポートの引き継ぎが難航しているが、これについて「現時点で決まっていることはない」(同社)。
Operaはマルチプラットフォームなブラウザソフトウェアとしても注目を集めているが、ライブドアがOpera7.52で販売・サポートするのはWindowsとMacの2プラットフォーム用のみ。その他のプラットフォームについては、「検討しているが現時点で決まっているものはない」としている。
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