タイトーと東芝パソコンシステムは、Windows XPベースのアーケードゲーム基板Type Xを共同開発した。タイトーが6月3日に明らかにしたもの。
現在のゲーム基板は独自アーキテクチャを採用するものが主流。Type Xはx86アーキテクチャPCとWindows XPをベースにしたことで、「製造コストが低減するだけでなく、安価で汎用性の高いWindows開発環境の利用が可能になり、ゲームソフト開発の大幅なコストダウンが実現する」(タイトー)。
さらに、同社はWindows XPを採用したメリットとして、「グラフィック環境が整っていて表現力豊かなゲーム開発が行える」「ソフトウェアの内容に応じたビデオカードを搭載することで、単一システムが通常スペックから業界最高水準のスペックまでカバーできる」という点も挙げている。
同社によるType X用タイトル第一弾の投入は2004年10月の予定。2005年3月までに5タイトル〜7タイトルをリリースし、約2万台の販売を目指す。また、来期(2005年4月以降)は海外展開も行うという。
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