ライブドアは5月19日、ノルウェーのOpera Software ASAが開発・販売するブラウザソフトウェアOperaのうちデスクトップ版の日本国内における独占販売契約を同社との間で5月11日に締結したと発表した。
Operaはマルチドキュメントインターフェースに対応したブラウザ。マルチプラットフォームな製品展開を当初から進めており、さまざまな環境向けのバージョンがほぼ同機能で提供されている点やファイルサイズが小さい点などが注目を集めている。Operaは現在Windows、Linux、Mac、Symbian、QNX、TRON、FreeBSD、Solaris、Mediahighwayの各OSに対応するデスクトップ用ブラウザを提供している。Operaには有償版と無償版があり、機能的には差異はないが無償版を選択するとウィンドウ内に広告が表示される。米国時間5月12日に発表されたOpera 7.50(英語版)ではRSSニュースフィードをサポートするなど多機能化を進めている。
Operaデスクトップ版の日本国内における販売・サポートは従来トランスウエアが行っていたが、同社から購入した顧客に対する製品サポートは同社が継続して行う。
OperaはデスクトップPC用ブラウザのほかに組み込みブラウザとしても注目を集めており、日本国内でもPHSのブラウザとして京セラ製AH-K3001V(DDIポケット端末)に採用されている。今回ライブドアが販売契約を結んだのはデスクトップPC向けブラウザのみ。Opera Software ASAは2004年3月11日にオスロ証券取引所に上場している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」