松下電器産業は2月16日、ライカDC VARIO-SUMMICRONレンズを搭載するデジタルカメラDMC-LC1(愛称はLUMIX)の販売を3月19日に始めると発表した。同カメラは2003年10月に開催されたCEATECに参考出品した機種で、「レンズ一体型デジタルカメラとしては業界で初めて、シャッタースピードダイヤルや絞りリングによるマニュアル露出が行える製品」(同社)。価格はオープンだが、参考価格は15万円前後という。
「DMC−LC1」 | |
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搭載するライカレンズは、焦点距離28mm〜90mm(35mm版換算)でF2.0。500万画素の2/3インチCCDと、斜め解像度を約1.5倍に向上するヴィーナスエンジンLSIを採用したことで、高画質化と高速反応を実現したという。「銀塩カメラ愛好家を中心に要望の高い、空気感や陰影感まで表現できる高画質撮影を可能にする本格タイプのデジタルカメラ」(同社)
非損失データとして画像を保存するRAWモードでの撮影に対応。露出のほかズームとフォーカスもマニュアル操作できるので、「プロからハイレベルなアマチュア写真家の高い撮影技術にも対応している」(同社)。
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