エルピーダメモリは1月7日、携帯電話やモバイル機器に最適な64MビットモバイルRAMを製品化し、サンプル出荷を開始したと発表した。2004年7月以降、月産300万個を予定している。
今回投入された64MビットモバイルRAMは、グローバルマーケットに向けた製品ラインの拡充を目的としている。同社によれば、欧州やアジアを中心に普及しているGSM方式携帯電話へのカメラの搭載など高機能化がトレンドとなっており、中容量モバイルRAMの需要が見込まれるという。
この64MビットモバイルRAMは、8ミリ×8ミリの小型BGAパッケージ。また、MCP/SIPへの搭載に向けたチップも供給する。低消費電力テクノロジーにより、100μAのセルフリフレッシュ電流を実現。周辺温度によって自動的にセルフリフレッシュ周期を変更し、消費電流を抑えるAutoTCSR機能も実装している。
エルピーダメモリのニュースリリースCNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」