ソニーマーケティングは9月4日、エンターテインメントロボット“AIBO”「ERS-7」を発売すると発表した。価格は18万5000円で、9月27日から受注を開始する。
ERS-7は、流れるような曲線を多用した形状と上質な質感の融合による未来感のあるデザインが特徴。ミラーコーティングされた頭部に浮かび上がるLEDの光で感情を表現する「イリュ−ムフェイス」を搭載。また、64和音音源ICの採用により高音質のサウンドを実現した。
キットには15枚のAIBOカードが付属しており、「ビジュアルパターン認識」機能により「目覚まし時刻設定」「写真撮影」など15のメッセージを理解し行動する。また、バッテリーの残量が少なくなると自らエナジーステーションを探し、自己充電を行う。さらに新たな遊び道具として「アイボーン」が登場。アイボーンを口に咥えて運んだり、くるくる回して遊んだりする。
AIBOがアイボーンを咥えたところ | |
---|---|
専用ソフト“AIBO-ware”「AIBOマインド」によって、ERS-7はオーナーとのコミュニケーションや生活環境からさまざまな情報を得て学習し、自らの判断で行動し個性的に成長していく。インターネットからのカスタムデータのダウンロードにより、専用ゲームコンテンツやサウンドなどの追加によるカスタマイズも可能だ。
そのほか、IEEE802.11b準拠のワイヤレスLAN機能を搭載し、PCをはじめとする各種ネットワーク機器とワイヤレスでデータのやり取りができる。携帯電話やPCからのメールでAIBOを通したコミュニケーションができる「AIBOアイズ」機能、アイボが撮影した画像をPCで見ることができる「AIBOフォトアルバム」など多くの機能が実装された。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」