三洋電機は7月31日、2004年度第1四半期(2003年4月1日〜6月31日)の連結決算を発表した。売上高は5856億100万円で、前年同期の5076億1300万円から15.4%の増収となった。営業利益は163億3700万円で同149億2600万円から9.5%増、純利益は36億3700万円で同35億9100万円から1.3%増となった。
部門別の営業利益は、A V ・情報通信機器部門が、携帯電話機、デジタルカメラ、光ピックアップなどの増収が起因して、94億5400万円となり前年同期の58億3500万円から62%増。電池部門はリチウムイオン電池が伸長し、68億4400万円と前年同期の61億1800万円から11.9%増。電子デバイスでは液晶が減少したものの、半導体、電子部品などが増加した結果、29億7500万円と前年同期の28億6900万円から3.7%増となった。
一方産業機器はチップマウンター事業の売却の影響とともに、ショーケースなどが減少し、7億9300万円と前年同期の9億5100万円から16.6%減になった。電化機器に関しては、売上高を伸ばしたものの前年に引き続いて損失を計上、27億3000万円と前年同期の16億7000万円から損失がさらに10億6000万円拡大した。
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