ソニーマーケティングは3月3日、青紫色レーザーを使う次世代大容量光ディスク規格「Blu-ray Disk」に準拠した、世界初のビデオレコーダー「BDZ-S77」を販売すると発表した。価格は45万円。4月10日から販売を始める。
Blu-ray Diskは、現行のDVDの約5倍の23〜27GBバイトの記録容量を持つ光ディスクの新規格。405nmの短波長青紫色レーザーと、レーザーを集光する対物レンズの絞りを微小化し、記録密度を高める。ソニー、日立製作所、松下電器産業、パイオニア、シャープの国内5社と、韓国の2社(LG Electronics、Samsung Electronics)、欧州の2社(オランダRoyal Philips Electronics、フランスのThomson Multimedia)の合計9社が策定した。
ソニーのBDZ-S77は、BSデジタルチューナーを内蔵し、記録容量23Gバイト(片面1層)のBlu-ray Diskメディアを記録・再生する。「BSデジタルハイビジョン放送の高画質の映像を約2時間、長時間モードの場合は約12時間録画できる」(ソニー)。このほか、DVDビデオ、DVD-RW(ビデオモード、VRモード)、DVD-R(ビデオモード)、音楽用CD、CD-R(CD-DA)、CD-RW(CD-DA)の再生も可能という。
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