マルチメディア総合研究所は、東京圏(神奈川・埼玉・千葉各県の一部を含む) の店頭パソコン販売の最新状況(2002年度上半期)を発表した。
同研究所は、東京圏を「秋葉原」「新宿地域」「その他東京地域」に分けてパソコンの販売量を調査・分析した。それによると、秋葉原の販売量は前年比16.1%減の20万500台となり、全国店頭比で8.8%に減少した。97年度上期の21.2%から半分以下に減少したことになる。
秋葉原に変わって台頭してきたのが、東京・新宿・池袋・有楽町・町田など。東京圏のパソコン販売はかつての秋葉原一極集中から面的広がりを持った構造に変化していることがわかったという。
その一方で秋葉原自体も変貌を遂げたという。「(秋葉原は)イーマシーンズなど超低価格パソコンやマニアックな高級機、中古機、ゲームなどが集中し、量より個性の電気街にイメージ変えした」(マルチメディア総合研究所)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」