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エヌビディア、ハイエンドチップ GeForce FX 5900を6月発売

2003/05/12 14:58
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 グラフィックチップ業界トップのNvidiaは、ハイエンド向けの新製品を発売し、ハードコアのPCゲームファンに対して、さらならアピールを狙う。

 GeForce FX 5900という新しいチップをつかったグラフィックボードは6月発売予定で、標準版が399ドル前後、またより多くのメモリーを搭載したウルトラバージョンが499ドル前後となる見込み。

  GeForce FX 5900 は、いくつもの製造工程での遅れや、ぱっとしない性能などで、発売開始からつまづいた GeForce FX 5800に置き換わる製品だ。ライバルであるATI Technologiesは、FX 5800のこうした問題に付け入ろうと、Nvidiaのチップを劇的に上回る性能をもつ新世代のグラフィックチップを投入したが、これまでのところ市場占有率に大きな変化は見られていなない。

 Nvidiaの新しいチップからは、5800でいちばん評判の良くなかった巨大で騒がしい冷却ファンが取り除かれている。同社の senior product managerであるSteve Simsは、「5900では自社のワークステーション向け製品用に開発した冷却装置を使用しており、おかげでエアフローが改善し、ファンの発する騒音もかなり小さくなった」と述べている。

 グラフィックチップ業界をカバーするアナリストの Jon Peddieは、Nvidiaが製造および設計に関する教訓を、5800の経験から数多く得たことがはっきりとわかるという。

 「Nvidia自身も含め、ほとんどすべての人が5800に見切りをつけたと思う。5800は、いくつかの新たな事柄に挑戦した、立派な経験ではあった」(Peddle)

 「Nvidiaは利口な会社だ。これまで7年間、完璧にビジネスを行ってきた。そして、ちょっとしたつまづきに逢ったが、彼らはもう問題を解決していると思う」(Peddle)

 クロックスピードが上がり、さらに多くのメモリーを積んだ5900は、ゲーム開発者がより洗練されたビジュアルエフェクトを作り出すのを助けるための改善がなされていると、NvidiaのSims。これにはUltraShadowと呼ばれる新たな技術も含まれ、影が発じる部分とできない部分とを定義することで、影の効果を作り出すタスクが簡単に行えるようになる。

 これまでの数ヶ月間、ATIに追いつかれていたNvidiaなので、影響力のあるPCゲームファンや性能を極度に気にする連中へアピールするためには、かなりはっきりとしたパフォーマンスの向上を示す必要があるとPeddieはいう。

 「これがうまくいけば、Nvidiaはトップメーカーとしてのイメージを回復できる。だが、そのためにはATIのRadeon 9800にぶっちぎりの差を見せ付けなくてはならないだろう」(Peddie)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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