東芝は4月21日、地上デジタル放送の受信が可能になるデジタルハイビジョンテレビ「"FACE" DIGITAL」3機種を商品化し、6月5日から順次発売すると発表した。地上デジタル放送は今年12月より関東・近畿・中京の3大都市圏の一部で始まるが、現時点では放送規格が定まっていない。そこで同製品には、地上デジタル放送用チューナーモジュール、OFDM復調LSIといったハードウェアをあらかじめ内蔵し販売する。放送規格が確定した段階で、ユーザーにソフトウェアを送り、地上デジタル放送受信の機能を追加する。
具体的には、アップグレード申込書を送ったユーザーに対し東芝が、地上デジタル放送受信のソフトウェアを記録したスマートメディアを送付する。ユーザーがこれをテレビのスロットに挿入し、画面の指示に従って操作を行うと、アップグレードが完了する。
"FACE" DIGITALは、28型、32型、36型のブラウン管テレビ。価格はいずれもオープン。地上デジタル放送のほか、110度CS(通信衛星)デジタル放送、BSデジタル放送、地上波アナログ放送の受信も可能。スマートメディアスロット、SDメモリカード/MMC/メモリースティック兼用スロットを搭載しており、デジタルカメラで撮影した映像をテレビ画面で再生できる。またi.LINK端子を2端子装備している。D-VHSビデオなどと接続することで、デジタル放送をデジタル信号のまま記録・再生できる。
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