[ウェブサービスレビュー]短縮URLのリンク先を事前にチェックする「Know URL」

TechBusy
内容:「Know URL」は、短縮URLを復元表示してくれるサービスだ。短縮URLに直接アクセスすることなく、もとのURLを画面上に表示し、さらにGoogleのセーフブラウジングによる簡易診断を受けることができるので、悪意を持ったURLを踏まされるのを未然に防いでくれる。

 「Know URL」は、短縮URLのもとになったURLを表示してくれるサービスだ。実際にアクセスすることなく元のURLを復元して表示してくれるので、短縮URLに仕掛けられた悪意のあるトラップにひっかかるのを未然に防いでくれる。

  • 「Know URL」トップページ。基本的に画面はこのトップページのみ

 Twitterでよく見かける「bit.ly」などの短縮URLは、長いURLを少ない文字数におさめるために考案された仕組みだが、もとになっているドメインおよびURLを見えなくしてしまうことから、悪意を持ったURLを偽装していることも少なくない。

 直接被害を被らなくとも、アフィリエイトリンクを踏まされて不愉快な思いをした経験は誰にでもあるだろう。Twitterの専用クライアントであればこうしたURLを展開表示してくれる場合もあるが、どれにでも実装されているというものではない。

 このサービスはこうした短縮URLを復元し、もとのURLを画面上に表示してくれるというものだ。使い方はいたって簡単で、サイトトップページにあるフォームに調べたい短縮URLを入れて「Show URL」をクリックするだけ。

 短縮URLは前述のbit.lyのほか、試してみた限りではow.lyやtinyurl.com、さらにAmazonが提供しているamzn.toなど、種類を問わず対応しているようだ。クリック後数秒で、下段にオリジナルのURLが表示されるので、あとはそのURLを見てアクセスするかどうかを判断すればよい。

 また、URLの下に表示されている「Virus scan link」をクリックすると、Googleが提供しているセーフ ブラウジングのページにリンクする。ここでは、Googleのロボットが巡回するにあたり、過去90日にわたってマルウェアなどが検知されなかったかどうかを教えてくれる。複数のスキャンエンジンを使った「URLVoid」ほどの信頼性はなさそうだが、アクセスしてよいかどうかURLだけで判断がつかない場合に役立つだろう。

  • 中央部のフォームにURLを入れて「Show URL」をクリックする

  • もとになっているURLが表示された。アクセスする場合は左下の「Visit link」をクリックする

  • URL右下の「Virus scan link」をクリックすると、Googleのセーフ ブラウジングにリンクする。URLについて簡易な診断を受けることが可能だ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]