北海道警生活経済課、生活安全特別捜査隊と厚別署は11月15日、ネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製した外国語会話教材を販売していた札幌市の男性(38歳)を著作権法違反の疑いで逮捕し、11月16日に札幌地検へ送致した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が11月16日に発表した。
この男性は4月10〜25日にエスプリラインが著作権を有する「スピードラーニング英語(全48巻)」を権利者に無断でUSBメモリ3個に複製し、札幌市の男性ほか2人に対し計1万7400円で販売していた。男性は、出品画面上に「スピードラーニングを始める方にちょうどいいメモリ容量」などと説明し、USBメモリのみを販売しているように装っていた。
この事件は3月、北海道警の捜査員がサイバーパトロールで男性の出品を発見し、ACCSを通じて著作権者に連絡したことが端緒。調べによると、男性は3〜5月に、約100人に対してUSBメモリを販売し約100万円を売り上げていた。生活費などを稼ぐために違法コピーを販売していたという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス