熊本県警生活環境課と宇城署は、ネットオークションを悪用し権利者に無断で複製した外国語会話教材を販売していた熊本県宇土市のアルバイト店員男性(38歳)を著作権法違反の疑いで逮捕し、熊本地検へ送致した。社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が6月17日に発表した。
この男性は2009年6〜9月に、エスプリラインが著作権を有する「スピードラーニング英語(全48巻)」を権利者に無断で複製したCD-Rなど39枚を熊本県の男性ほか3人に対し合計2万998円で販売していた。同製品の一括購入時の正規価格は16万1000円という。
熊本県警に匿名の通報があり、事件が発覚したという。警察の調べによると、男性は2009年5月頃から逮捕されるまでの間に約800万円を売り上げていたとみて捜査を進めている。
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