オンラインで飲み会の出欠確認ができる!「出欠党幹事長」

Kodama & Co.
内容:「出欠党幹事長」は、飲み会などのイベントの出欠確認をオンラインでするためのウェブサービスだ。イベントの開催日時を参加者に送信し、出欠を○△×無印の4択で回答してと、出欠状況をウェブ上で集計、確認できる。

 飲み会などのイベントの出欠を確認するウェブサービスは数多く存在するが、今回紹介する「出欠党幹事長」は、おそらくそれらの中で最もシンプルな部類に入るサービスだ。というのも、同種のウェブサービスによくある日程調整機能を省き、すでに決定した1つの開催日時のみ、出欠チェックを目的としているからだ。

 まずは幹事側のアクションをみてみよう。サイトにアクセスすると、イベントの名称、開催日時、参加者へのメッセージ(500字以内)の3つを入力するよう促されるので、これらを入力して「出欠簿を作成」ボタンを押す。すると出欠確認をする画面のURLが表示され、これをメールの本文に書いて参加者に通知する。幹事の作業はこれで完了。非常にシンプルだ。

  • 「出欠党幹事長」トップページ。イベントの名称、開催日時、参加者へのメッセージ(500字以内)の3つだけを入力するシンプルなインターフェイスだ

  • 開催日時は最大3カ月先まで入力可能。時間は10分刻み(00、10、20、30、40、50)もしくは15分刻み(00、15、30、45)から指定する。メッセージにはHTMLタグも使用できるので、例えば飲み会会場の地図をリンクとして貼ることも可能だ

  • 出欠簿のURLが生成された。これをメールに貼りつけて参加者に送る

 次に参加者側のアクションをみてみよう。幹事から送られてきたURLにアクセスすると、出欠登録のフォームが表示されるので、名前を記入したのち「○」「×」「△」「無印」の4つから出欠を選択する。コメント記入欄も用意されているので、幹事への要望や、「○日までに返事します」「遅れるかもしれません」といったメッセージも書き込める。記入が終わり追加ボタンを押すことで、これらの内容がリストに追加されるという流れだ。

 登録された出欠の回答は、幹事をはじめほかの参加者全員から閲覧できる。参加者それぞれにユニークなURLが発行されるわけではなく、全員共用なので、入力したデータの修正や削除は他人でもできてしまう。このあたりは手軽さとトレードオフになっている格好だ。あくまでも身内で使うべきサービスという位置づけだろう。SSLも利用されていないが、メールアドレスなどの個人情報やパスワードが求められるわけではないので、これはこれでありだろう。

 複数の日程から希望日を投票で選ぶ機能が必要であれば、ほかのサービスを用いた方がよいと思われるが、開催日時がすでに決まっているのであれば、の単機能ならではの使い勝手の良さは非常に魅力的だ。コメント欄を用いて意思疎通ができる点もポイントが高い。

 マイナスがあるとすれば、携帯電話からは閲覧のみで出欠状況の返信ができないこと。これができるようになれば、さらに使い勝手がよくなることだろう。

  • URLにアクセスしたところ。ここに出欠の回答と、コメントを入力していく

  • 出欠は○×△無印の4択から選択できる。任意でコメントを記入し、終わったら「追加」ボタンを押すことで下段のリストに追加される

  • 入力した内容はあとから変更も可能。シンプルさを優先しているため、他人が記入した内容を変更したり削除することもできてしまう。あくまで身内で使うサービスという位置づけだろう

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