デジタルハリウッド大学大学院は12月17日、Facebookおよびキャスタリアのソーシャルラーニングプラットフォームを用いて、大学院の授業にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やオンライン学習システムを導入する実証実験を開始すると発表した。
Facebookが運営するSNS「Facebook」と、キャスタリアが提供するオンライン学習システム「Schooly」を用いる。
Facebookでは「グループ」を使って授業に関する疑問を共有したり、ユーザー同士で教え合ったりすることで、どのような学習効果が生まれるかを検証する。Facebookが教育機関で正式に導入されるのは国内初だという。
キャスタリアはインターネット上にある大学などの講義動画と音声を使った学習プラットホーム「iUniv」を運用している。ユーザーは講義コンテンツを視聴しながら記録したメモを、ほかのユーザーや外部のソーシャルメディアに公開できる。SchoolyはこのiUnivをクローズドな環境で利用できるようにしたものだ。
Schoolyは、録画した授業映像をサーバへアップロードしたり、ユーザーの質問や感想コメントを動画のタイムラインにひもづけて残したりできる。またiPadにも最適化している。Facebook上でもユーザー限定公開でSchoolyにアップロードした授業映像を閲覧できるようにした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来