モジラ、「Thunderbird 3.3」アルファ版をリリース--PowerPC搭載Macはサポートせず

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年11月25日 12時09分

 Mozilla Foundationは米国時間11月23日、電子メールソフトウェア「Thunderbird 3.3」(コード名「Miramar」)のアルファ版をリリースした。リリースノートによると、Thunderbird 3.3は、Mac、Windows、Linuxに対応するが、PowerPC搭載のMacには対応しないという。Thunderbird 3.3には、「Firefox 4」のコアとなる「Gecko 2.0」がブラウザエンジンとして搭載される。Firefox 4もPowerPC搭載Macには対応しない予定だ。

 Appleは2005年6月、PowerPCチップを搭載したMacの提供を止めると発表した。現行OSの「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」ではIntel版のみがリリースされている。

 その他の変更点として、Thunderbird 3.3では、アドオンやエクステンションを管理するためのインターフェースがアップデートされ、また、ダウンロードしているファイルのサイズが表示できるようになっている。さらに、「Windows Vista」と「Windows 7」でのユーザーインターフェースの改善や、さまざまな点での安定性とパフォーマンスの改善が図られている。

 「Thunderbird」の現行バージョンは「Thunderbird is 3.1.6」だ。Mozillaでは、従来バージョンの「Gecko」ブラウザエンジンを搭載する「Thunderbird 3.2」をリリースするかどうか検討を続けている

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]