恐らく7インチ「iPad」はないのだろう(ひょっとすると、そうではないのかもしれないが)。しかし、同デバイスについての議論を復活させるのは価値がある。なぜなら、同デバイスの開発は思ったより進んでいた可能性があるからだ。
筆者が過去数週間に聞いた業界人やアナリストらの話をまとめると、7インチiPadの開発は、実際の製品に近いところまで進んでいたようだ。筆者が話を聞いた情報筋は、7インチiPad(もしくは「7インチのタブレット状デバイス」)に関して相手先ブランド設計製造業者(ODM)による活動が多くあったと総じて考えている。また、複数の情報筋が、同デバイスが生産開始前の何らかの行程にあった(ある?)と考えていることも判明した。
Appleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏は米国時間10月18日、四半期決算発表の電話会議に登場し、7インチデザインの問題点を指摘した。同氏は、「Appleは大規模なユーザーテストを実施し、このことを非常に理解している。タッチスクリーン上でアイテムをどれぐらい近くに配置できるかについては限界があり、優れたタブレット用アプリを作成するには10インチが最小スクリーンサイズであるのはそのためだ」と述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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