ブラビオは10月29日、プロジェクト管理や工程管理に特化したオンラインサービス「ブラビオ・プロジェクト」を開始した。5ユーザー、50Mバイトまでは無料。6名以上で利用する場合は有料で、10ユーザー、 1Gバイトのストレージ付きで月額3150円から。
ブラビオ・プロジェクトは、個人の日常業務の工程管理や中小規模のプロジェクトで利用できるツールだ。工程表(ガントチャート)の作成や共有機能、タスク管理機能を提供するほか、資料の共有、コメントやメール、掲示板、つぶやきなどのコミュニケーションツールも備えた。
Googleのクラウド環境を基盤に提供しており、いずれはGoogleカレンダーとの連携も視野に入れているという。
プロジェクトにおける工程表の作成は、各人があらかじめサービスに登録しておき、プロジェクトのリーダーがメンバーを「グループ」に招待する形式だ。メンバー各自がタスクを登録できる。自由ながらも「アクセスログ(足あと)」機能を搭載しており、行動履歴が残るしくみ。
企業間でのプロジェクト利用に向け、ブラビオの費用を折半できる「割り勘払い」に対応するユニークなシステムを導入。日本郵便による月極の代引き払い(領収書)も可能という。
動作環境は、Internet Exploler 7以上またはFirefox 3.6以上で、Chrome、Safariなど他のブラウザ、iPhoneでの閲覧にも対応予定としている。
ブラビオは、サイボウズでグループウェアの開発を担当していたタナカヨシアキ氏と、サイボウズで流通開発やマーケティング、プロダクトマネジメントを担当してきた町田拓也氏が2009年に設立。ブラビオ・プロジェクトは1年以上かけて開発してきたという。2011年初頭にも海外への展開を予定しているとのことだ。
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