Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が携帯端末へのAdobe Systemsの「Flash」の搭載を嫌っていることは周知の事実だが、今度はその姿勢がMacにまで拡大した。
新「MacBook Air」を試用した多くの人が、動画の表示にFlashプラグインが必要なサイトを閲覧すると、Flashを自分でインストールする必要があることに気が付いた。このような画面は、Flashをインストールしていない場合に表示される。これまでは、Appleがインストールしておいてくれていたのだが、もう今後はしてくれない。Appleは現在、Macユーザーに自分でインストールすることを求めている。
「MacでのFlashのサポートをよろこんで継続する。ユーザーが常に最新で安全なバージョンを使用するための最善の方法は、Adobeから直接ダウンロードすることである」とAppleの正式な声明には記されている。また同社は、今後提供されるすべての新しいMacにおいて、それを期待すると述べている。
これは大きな問題ではない。Adobeのサイトから数分でFlashをインストールすることができる。しかし、ここからは、AppleとかつてのパートナーであるAdobeとの関係がうまくいっていないことがはっきりと読み取れる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス