UPDATE カリフォルニア州クパチーノ発--Appleは、2011年夏のOSアップデートと、本日発表の新しいノートブックで、「iPhone」と「iPad」の持つ最高の長所を「Mac」に吹き込もうとしている。
新しい「MacBook Air」は、前モデルよりも薄く軽量になっているとともに、iPadのインスタントオン機能と非常に長いバッテリ寿命を提供する。11.6インチと13.3インチの2モデルが提供され、価格は、ディスプレイ、プロセッサ、ストレージの組み合わせによって999〜1599ドルとなっている。どのモデルも、ハードドライブの代わりにフラッシュメモリを搭載し、「無線でウェブを利用した場合」に5〜7時間のバッテリ寿命を誇るとAppleは述べた。
Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は報道陣に対し、2.3〜2.9ポンド(1.06〜1.32kg)の同新製品は、「MacBook」とiPadを「組み合わせた」ようなものだと述べた。
Appleは長期的には、「iOS」の機能をさらにMacに取り込んでいき、マルチタッチやApp Storeにより広く対応していきたいと考えている。こうした機能は、2011年夏にリリース予定の「Lion」と呼ばれる次期「Mac OS X」で実現される予定である。
しかし、Appleは、(OSアップデートよりも)早くApp StoreをMacに導入するつもりで、「Snow Leopard」向けバージョンを90日以内にリリースする計画である。開発者は、2010年11月からアプリケーションの申請が可能になる。App StoreがMacのアプリケーションを入手する唯一の手段となるわけではないが、これは「最善の」方法になるとJobs氏は述べた。
最後に、同社は米国時間10月20日にリリースされる「iLife」の新バージョンを発表した。既存のMacユーザーに対しては49ドルで販売され、新しいMacには無償で提供される予定。
以上の内容をまとめると、次のようになる。
今回発売されるもの。
90日以内にリリースされるもの。
2011年夏にリリースされるもの。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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