朝日新聞社は10月1日、有料コンテンツの配信サイト「Astand(エースタンド)」で販売するクラウド型の電子書籍コンテンツ「WEB新書」がiPhone、iPadに対応したと発表した。
WEB新書は、新聞や雑誌から選ばれたニュース解説や連載、特集記事を約5000字にまとめた「記事切り売り」型の電子書籍コンテンツ。ウェブブラウザを搭載した端末から電子書籍を購入、閲覧できる。
iPhone、iPad版では、目次ジャンプ機能や文字サイズ変更機能を搭載している。クラウドで提供するため、PCで購入したWEB新書を閲覧することもできる。価格は1タイトルあたり210円。また、10月から毎日新聞社がWEB新書のコンテンツ提供元に加わった。「毎日新聞」「サンデー毎日」「週刊エコノミスト」の3媒体からコンテンツが提供される。
さらに、有料コンテンツ向けの課金、認証プラットフォーム「Jpass(ジェイパス)」を提供開始した。会員登録(無料)したユーザーは、1つのアカウントで複数サイトの有料コンテンツの決済をまとめて行える。10月1日時点での加盟サイトはAstandのみだが、今後は社内外の有料課金サービス向けにプラットフォームを提供していくとしている。
なお、朝日新聞出版は9月30日、漫画家が歴史人物を描くパートワーク「週刊マンガ日本史」のiPhone、iPadアプリを発売している。価格は1巻230円。
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