Facebookは米国時間9月30日、同社ソーシャルネットワーキングサービスの写真共有機能「Facebook Photos」を刷新することを発表した。高画質写真の共有、人物の一括「タグ」付け、ページ切り替えなしの写真閲覧が可能になる。Facebook Photos担当製品マネージャーのSam Odio氏によると、これら新機能は10月中に徐々に公開されていく予定だという。9月30日夜からは一部のテストグループで利用可能になっている。
アップロードできる写真は、これまでの最大である720ピクセルから、2048ピクセルになったほか、友人による高画質写真のダウンロードも可能になる。写真のアップロード後には、写真内の友人を一括でタグ付けすることも可能になる。Odio氏によると、これは顔認識技術を利用しているわけではなく、よりシンプルな技術を用いながらアルバム内で同じ顔の検出を試みるという。またこれにより、写真がプロフィールと自動的にリンクしたり、他の写真のタグを参考に人物が識別されたりすることはなく、タグに入力する友人の名前はあくまで写真をアップロードしたユーザーが決める必要がある。アップデートされたタグ付けツールでは、同じ人物がアルバム内で複数回タグ付けされていることも検出する。
新しい写真閲覧機能では、別々のウェブページをロードすることなく、個々の写真やアルバム全体を表示することが可能になる。ユーザーが見たい写真を選択すると、閲覧しているページを黒い背景色が覆い、写真とコメント、タグが直接読み込まれる仕組みとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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