iFixit、第2世代「Apple TV」を分解--「iPad」とのハード的な類似点も

文:Brooke Crothers(Special to CNET News) 翻訳校正:編集部2010年09月30日 13時54分

 「iPad」は、「Apple TV」と外見的には似ていないかもしれないが、中身には特筆すべき類似点がいくつかあることが分かった。

Apple TVは、ストリーミングビデオ向けデバイスだが、そのハードウェアはそれ以上の能力を持っている。 Apple TVは、ストリーミングビデオ向けデバイスだが、そのハードウェアはそれ以上の能力を持っている。
提供:Apple

  iFixitが第2世代のApple TVを分解した。分解記事にある注釈を読むと、iPadの分解と多少似ている部分があるのが分かる。最も顕著な類似点は256MバイトのプロセッサRAMを伴った「Apple A4」チップにあり、これはiPadと同じだ。またBroadcomのWi-Fiチップも同じだ。

 では、フラッシュメモリはどうか?「iPad分解で発見したのと同じ部品だ」とiFixitは述べている。つまり、サムスンの8Gバイトフラッシュチップである。

 また、0.6ポンド(約272g)のストリーミング向けセットトップボックスであるApple TVは、iOS 4.xを搭載している。同OSもまもなくiPad向けにも登場するだろう。

 また、かなり環境に優しくもなっている。「高効率の電源、6ワットの低電力消費量、効率的なスタンバイモードにより、最も環境に優しいセットトップボックスなのではと考えている」とiFixitは述べている。

Apple A4チップはiPadにも使われている。 Apple A4チップはiPadにも使われている。
提供:iFixit
Apple TVのメインボード。A4チップ(赤)、サムスンNANDフラッシュ(オレンジ)、Broadcomチップ(紫)。 Apple TVのメインボード。A4チップ(赤)、サムスンNANDフラッシュ(オレンジ)、Broadcomチップ(紫)。
提供:iFixit

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]