長い間この時が来るのを待ち望んでいたが、YouTubeは米国時間9月13日と14日、ついにそして本当に、4社のパートナーサイトとともにライブビデオストリーミングのテストを実施する。
インターネット向けのシリーズ番組を制作するNext New Networksは13日、同社がYouTubeの新しいライブストリーミングプラットフォームの4社のアルファテスト企業のうちの1社であり、同社の3つのシリーズ番組を2日間にわたるライブストリームで提供すると述べた。
ウェブエンターテインメント企業Young Hollywoodは13日、著名人インタビューをライブ放映する予定であると述べた。第1回はスケートボード選手のTony Hawk氏が出演する。YouTubeの同プロジェクトの残り2社のパートナーは、RocketboomとHowcastである。
Next New Networksのオーディエンスおよび戦略パートナーシップ担当バイスプレジデントを務めるVanessa Pappas氏は声明で、「オンラインビデオの人気は、世界中でますます高まっているため、オリジナルウェブ番組におけるこの新しい幕開けにおいて、アルファテスト企業として参加することは非常に光栄である」と述べた。
YouTube製品マネージャーであるJoshua Siegel氏はテスト開始に先立ち、USA Todayに対し、「ライブ放送は、オンラインビデオの新しい幕開けであると考えている」と述べた。
しかし、すべてのテスト運用がそうであるように、物事はスムーズには進行しないかもしれない。「この新しいプラットフォームのテストでは、何らかの障害に遭遇するかもしれないことを、われわれ同様、理解してほしい」とSiegel氏はブログ投稿で述べた。
Siegel氏は、今回のテストについて、次のように説明している。
この新しいプラットフォームでは、ライブストリーミングを直接YouTubeチャネルに統合する。すべての放送者に、ウェブカムまたは外付けのUSB/FireWireカメラが必要である。今回のテストには、ユーザーが放送者やより広範囲のYouTubeコミュニティーとやりとりすることを可能とする「Live Comments」モジュールも含まれる。今回の目的はテストであるため、ストリーミング提供は今日と明日のみに限られる。この第1回のテストの結果に基づき、同プラットフォームの、世界中のわれわれのパートナー向けのより広範囲のローンチについて評価する予定である。
YouTubeはこれまでにも、ライブビデオの実験をしている。同社は先週、GoogleによるGoogle Instant発表の記者会見をウェブキャストした。しかし、今回のテストが、「Ustream」や「Livestream」のようなフル機能のライブストリーミングプラットフォームの初めてのテストであるようだとTechCrunchは指摘している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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