Microsoftの「Bing for Android」は、正式には初めてのAndroid搭載携帯電話向けMicrosoft製アプリケーションではないかもしれない(初のAndroid向けMicrosoft製アプリケーションは、あまり知られていないが「Microsoft Tag Reader」である)が、Bingは同社の最も著名なアプリケーションである。
米国時間8月30日にリリースされたBing for Androidは、「Bing for iPhone」と非常によく似ている。背景にその日の画像が表示され、画像、動画、地図、ニュース、または近隣を検索するためのポップアップメニューがある。また経路を調べることもできる。検索フォールドは上部にあり、横には音声検索ボタンがある。Bing for Androidでは、履歴、設定、お気に入りには電話本体のメニューボタンからアクセスする。
Android版のBingには、地図も搭載されており、また、その日の画像の中に隠されたタッチ可能なホットスポットにタッチすると、その日の写真に関する詳細情報が表示される。スワイプして1つ前の画像を表示することもできる。
しかし、Bing for Androidには、iPhone版に存在する2つの重要な機能がない。商品のバーコードをカメラでスキャンする機能と、自分のTwitterやFacebookフィードに接続する機能である。
われわれはテストしたすべてのプラットフォーム上において、Bingアプリケーションを高く評価しており、このAndroid版についてiPhone版と同等であってほしいとは思うと同時に、使いやすさの面でもそれは例外ではない。また、地図部分に、自動車と徒歩の場合の経路に加えて、「Google Maps」のような公共機関の乗り継ぎ案内も追加してほしいと思う。
Bing for Androidは、HTCの「Droid Incredible」、Motorolaの「Droid」「Droid 2」「Droid X」、Motorolaの「Devour」、LGの「LG Ally」など、Verizonの携帯電話向けの「Android Market」で無料で入手できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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