ミクシィは8月12日、8月10日より断続的に閲覧しづらい状況になっていたソーシャルネットワーキングサービス(SNS) 「mixi」のアクセス障害が解消し復旧したと発表した。
アクセス障害の原因は、mixiのデータベースへの負荷軽減のために導入しているオープンソースのデータキャッシュシステム「memcached」が複数同時に異常終了したことに伴い、データベースへの負荷が急増したためだという。このアクセス障害による、ユーザーのデータへの影響はないとのこと。
ミクシィでは、再発防止策として(1)データキャッシュシステムへの負荷を軽減する措置を施す、(2)データキャッシュシステムが異常終了せず処理を継続して高い堅牢性を保つ手法を調査する、(3)データキャッシュシステムの障害の影響範囲の局所化を検討、実施する、としている。
今回のアクセス障害について、ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏は、ユーザーに謝罪した上で「今後このようなことが起きないよう、再発防止策を実施し、安定したサービスの提供に取り組んでまいります」とコメントしている。
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