Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は米国時間8月4日、Techonomyカンファレンスの質疑応答セッションにおいて、「Google Wave」の開発中止は同社の革新的な企業文化の表れだと語った。同氏はこのリアルタイムコミュニケーションツールについて、市場での成功は得られなかったが、「非常に優れた製品」だったとし、「Googleはこの失敗を称賛する」と述べた。Googleは、大きな困難に挑んで失敗しても、そこで学んだことを新しいものに適用できれば問題ないとする企業だという。Schmidt氏は、Google Waveの機能を気に入っており、これらの技術を未発表の新技術に応用していくと語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」