サウジアラビアは現地時間8月3日、国内の携帯電話事業者に対し、すべての「BlackBerry」サービスを中止するよう命じた。Research In Motion(RIM)製の携帯電話であるBlackBerryが送信するデータへの規制強化を発表する最新の中東国家となる。
Al Jazeeraが詳細を報じた記事によると、サウジアラビアの国営通信社SPAは、同国の通信情報技術委員会(CITC)が3日、Saudi Telecom、Mobily、Zain Saudi Arabiaの3社に対し、6日からBlackBerryのサービスを中止するよう求めたと伝えているという。今回の措置が実行される理由について、SPAはBlackBerryのサービスが「現状では規制要件を満たしていない」ためだと伝えている。
「CITCは1年以上前に携帯通信事業者3社に対し、求められている規制要件をBlackBerryの製造元(であるRIM)とともに速やかに満たす必要があることを伝えていた」とSPAは付け加えている。
RIMにコメントを求めたが、すぐには回答はなかった。今回の禁止令は、サウジアラビアにいる約70万人のBlackBerryユーザーに影響を及ぼすとみられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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