サイバー・コミュニケーションズ(cci)は7月14日、ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)のPCインターネット調査パネルを対象に実施した、スマートフォンユーザーと非ユーザーの比較調査の結果を発表した。
調査によると、スマートフォンユーザーの平均世帯年収は672万円で、非ユーザーは644万円だった。また、平均個人年収は425万円(非ユーザー279万円)、1カ月の自由裁量額は3万5185円(非ユーザー2万8166円)で、どの項目も非ユーザーに比べて高いことがわかった。
また、デジタル機器の購入意欲は、非ユーザーと比べて「iPad」が10ポイント、「3D対応テレビ」が7ポイント高く、高額商品についても「乗用車」「住宅/不動産」の両項目とも8ポイント高かった。
スマートフォンユーザーの1日あたりのメディア総接触時間は396分で、非ユーザーの334分を62分上回った。また、スマートフォンユーザーのメディア総接触時間におけるスマートフォンの利用シェアは、テレビ(29.7%)、PCインターネット(25.4%)に続く第3位の20%で、利用時間は79分だった。
ソーシャルメディアの利用傾向を見ると、スマートフォンユーザーは、ブログを公開したり、TwitterやRSSフィードで情報を収集するなど、積極的にソーシャルメディアに参加する傾向が見られるのに対し、非ユーザーは他人のブログや商品/サービスのレビューを読んだり、他人の投稿した動画を見るなど、観察者としての利用傾向が高いことがわかった。
この調査は6月10日から6月14日にかけて、全国の15歳から59歳の男女を対象に実施された。回収サンプル数はスマートフォンユーザー1000人、非ユーザー500人。
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