ネットプライスドットコムとデジタルガレージグループが共同で出資するディールメートは、共同購入サービス「Qpon」を6月17日より提供する。
Qponでは、原則として各エリア1日1店舗限定で飲食店やスパ、宿泊施設などの大幅割引クーポンを販売。一定人数の購入者が集まれば全員がクーポンを購入できるが、一定人数に満たない場合は全員がクーポンを購入できない。そして、店舗側は設定した購入者数を越えた場合のみ手数料を支払う仕組みだ。当初は東京エリアに限定してサービスを提供する。
デジタルガレージグループが出資するTwitterとの連動をはじめ、mixiやFacebookなどのソーシャルメディアを活用してクーポン情報を提供することで口コミの波及を狙う。第1弾のクーポンとして、並ばずに入店できるEggs'n Things原宿店の優先案内券とパンケーキ、スペシャルトッピングをセットにしたクーポンを200名限定で販売する。
商品やサービスの購入時間を短期間に設定した上で大幅な割引を行い、短時間で大量の集客を行うマーケティング手法、いわゆる「フラッシュマーケティング」を提供するサービスとしては、米Grouponの「Groupon」が代表的。日本でもQponのほか、ピク メディアの「piku」、キラメックス「KAUPON」など続々とサービスが登場している。
ディールメートは2009年11月にブランディシモとして設立。当初は会員制のショッピングサイトを運営していたが、「競合も多数参入する分野だったため、サービス、社名ともに新しくスタートを切った」(デジタルガレージ)という。
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